「これって、浮気になるのかな…?」恋人や夫婦の間で、そんな疑問を抱いたことはありませんか。でも、浮気のボーダーラインって、人それぞれ異なるもの。特に男女間では、その認識にズレがあるようです。
「浮気」の定義とは?男女の違いに注目
そもそも「浮気」とは、どのような行為を指すのでしょうか。ここでは、浮気の定義について、男女別に見ていきましょう。
男性にとっての浮気の定義
一般的に、男性は「肉体関係を持つこと」を浮気だと考える傾向が強いようです。キスや性行為など、身体的な接触があって初めて、浮気と認識するのです。
つまり、異性と食事に行ったり、メールを交換したりする程度では、浮気とは捉えにくいということ。男性の多くは、肉体関係にならない限り、「友達付き合いの範囲」だと考えがちなのです。
女性にとっての浮気の定義
一方、女性は「心の繋がりを持つこと」を浮気だと考える傾向が強いようです。異性と親密になり、精神的な結びつきを感じたら、それは立派な浮気だと認識するのです。
例えば、恋人や夫以外の異性とデートしたり、頻繁に連絡を取り合ったりするだけで、「浮気をされている」と感じる女性は少なくありません。肉体関係がなくても、心の裏切りと捉えるわけです。
浮気だと思う行為。男女の意識差を検証
では、具体的にどんな行為が「浮気」に当たるのか。ここでは、男女の意識差に注目しながら、代表的な例を見ていきましょう。
食事やデート
「異性と二人きりで食事に行く」ことについて、男性の多くは「浮気ではない」と考えます。「友人との食事」という感覚なのでしょう。
ところが女性は、「二人っきりの食事=デート」だと捉えがち。それが頻繁に行われるようなら、「明らかに浮気!」と感じる人がほとんどです。男女の意識差が如実に表れる例と言えるでしょう。
LINEでのやり取り
異性とLINEなどでやり取りすることについても、男女の意識差は大きいよう。男性は、「会話をする程度なら問題ない」と考える傾向が強いのです。
でも女性は、「異性と頻繁にLINEをするなんて、怪しすぎる!」と感じるもの。特に、夜中や休日のメッセージのやり取りは、浮気を疑う材料になりやすいようです。
キス
キスに関しては、男女ともに「浮気である」と認識する人が多いよう。特に、女性は「唇へのキス=浮気」だと考える傾向が顕著です。
一方で男性は、頬へのキスなら「挨拶のつもり」という意識を持ちがち。でも、それでも女性からすれば立派な浮気。この点でも、男女の意識差が浮き彫りになります。
浮気のボーダーラインを超えないために大切なこと
パートナーを傷つけないためにも、浮気のボーダーラインを知っておくことは大切。では、どうすればラインを超えずに済むのでしょうか。
相手の気持ちを考える
何より大切なのは、常に相手の立場に立って考えること。「これは浮気になるかも」と疑問に思ったら、パートナーの気持ちを想像してみましょう。
例えば、「パートナーが同じ行動を取ったら、自分はどう感じるだろう?」と自問自答するのです。相手の気持ちを思いやる想像力があれば、おのずとボーダーラインが見えてくるはず。
コミュニケーションを大切に
そして、日頃からパートナーとのコミュニケーションを大切にすること。お互いの価値観や考え方をよく知っておけば、相手が何をボーダーラインと考えているのか、自然と理解できるようになります。
「この行動はグレーゾーンかも」と感じたら、率直にパートナーに相談してみるのも良いでしょう。オープンに話し合える関係性があれば、ボーダーラインを踏み越えるリスクは確実に下がるはず。
自制心を持つ
そして何より、「浮気をしない」という強い意志を持つこと。誘惑に負けそうになっても、ギリギリのラインで踏みとどまる自制心が必要不可欠です。
「これ以上は危ない」というサインを見逃さないよう、常にアンテナを張っておきましょう。一時の感情に流されるのではなく、理性でブレーキをかけられる強さを。それがボーダーラインを超えないための、最大の防御策と言えるでしょう。
まとめ
浮気のボーダーラインは、男女でかなり認識が異なるもの。男性は「肉体関係がなければセーフ」と考える傾向が強いのに対し、女性は「心の繋がりができたらアウト」と捉えがち。食事やLINEのやり取りなど、具体的な行為に対する受け止め方にも、大きな意識差があることがわかります。
ボーダーラインを超えないためには、常にパートナーの気持ちを考えることが大切。「これは浮気になるかも」と感じたら、相手の立場に立って想像力を働かせましょう。日頃からコミュニケーションを取り、お互いの考えをよく理解しておくことも重要です。そして何より、「浮気をしない」という強い意志を持つこと。誘惑に負けない自制心があれば、きっとボーダーラインを踏み越えずに済むはず。パートナーを傷つけないよう、一人ひとりが賢明な判断をしていきたいものですね。