同棲カップルともなれば、セックスの頻度も自然と高まるもの。でも、毎日セックスって普通なの?周りのカップルに聞けない、気になる性事情について迫ります。
ここでは、同棲カップルのリアルなセックス事情と、毎日セックスの是非についてご紹介。二人の関係を大切にしつつ、健康的な性生活を送るためのヒントが見つかるはずです。
1. 同棲カップルのセックスの頻度は?
まずは、同棲カップルのセックスの頻度について見ていきましょう。一緒に暮らし始めると、セックスの回数も自然と増えるもの。でもその頻度には、カップルによって大きな差があるようです。
平均的な頻度は週に2~3回
一般的に、同棲カップルのセックスの平均的な頻度は、週に2~3回程度と言われています。「毎日」までいかなくとも、2日に1回はセックスをするペースが、最も多いカップルの傾向のようです。一緒に暮らすことで、自然と性欲も高まるのでしょう。お互いの体調や気分と相談しつつ、マイペースにセックスを楽しむカップルが多数派のようですね。
新婚さんは頻度が高め
一方で、新婚ほやほやの同棲カップルともなれば、セックスの頻度はグンと上昇。熱愛期真っ只中のカップルの中には、週に4回以上、ほぼ毎日セックスをしているという人も少なくないのだとか。新鮮な同棲生活の喜びもあって、とにかくよく求め合うもの。お互いに「もっと触れ合いたい」という欲求が強いのが、新婚カップルの特徴と言えるでしょう。
付き合う期間が長いと頻度は減少傾向
しかし、付き合う期間が長くなるにつれ、セックスの頻度は徐々に減少傾向を見せるのが一般的。「最初は毎日してたけど、今は週に1回程度」というカップルも珍しくありません。マンネリを感じたり、生活に慣れてくると、自然とセックスへの執着心も薄れてくるもの。かといって、愛情が冷めたわけではなく、落ち着いた安定期に入ったとも言えるでしょう。
2. 毎日セックスをするメリット
毎日のようにセックスをすることで、カップルにどんなメリットがあるのでしょうか。実は、肉体的にも精神的にも、嬉しい効果がたくさんあると言われているのです。
愛情が深まる
セックスを重ねることで得られる何より嬉しい効果が、二人の愛情が深まること。肌と肌を重ね、心を通わせ合うことで、言葉では表せない一体感を味わえるもの。快楽を共有し、幸福感に包まれる時間は、カップルの絆をさらに強くしてくれるはずです。信頼と愛情に満ちた関係性は、セックスを育む土壌にもなるのです。
健康にいい
そして、毎日のセックスには健康面での嬉しい効果も期待できるのだとか。適度な運動になることはもちろん、快楽物質の分泌によってストレスの解消にも。免疫力のアップ、美肌効果など、カラダの内と外、両方にいい影響を与えてくれるのです。「今日は疲れているから…」と敬遠せず、体調管理のためにもセックスを取り入れるのもおすすめかもしれません。
新鮮な刺激になる
また、マンネリ化しがちな同棲生活の中で、セックスは新鮮な刺激にもなり得るのです。いつもとは違う時間帯や場所、体位などを意識的に取り入れることで、二人の関係に新風を吹き込めるはず。「今日はどんなセックスができるかな」と、日々の性生活に思わぬスパイスが加わるかもしれません。ルーティンに流されがちな毎日だからこそ、セックスで変化を付けるのは効果的なのです。
3. 毎日セックスのデメリットとは
一方で、毎日セックスを続けることによるデメリットも、無視できません。肉体的にも精神的にも、弊害が生じる可能性があるのです。頻度が高すぎることで、どんな問題が起こりうるのでしょうか。
マンネリ化する恐れがある
セックスの回数が多すぎると、マンネリ化してしまう危険性が。毎日同じようなセックスを繰り返していると、次第に飽きが生じてくるもの。「また今日も…」と義務感から行為に及んでいるような状態では、当然盛り上がりにも欠けてしまうでしょう。新鮮さや特別感を失わないためにも、頻度のコントロールは必要不可欠と言えそうです。
疲労やストレスを感じる
そして、毎日セックスに励むことで、肉体的な疲労やストレスを感じることも。体力的についていけなかったり、気持ちが乗らないのに無理をしたりと、身体的・精神的な負担は少なくないはず。特に女性は、過度なセックスによって膣炎などのトラブルに見舞われることも。無理のない頻度で、お互いの体調と相談しながら行うことが大切です。
他の時間が取れなくなる
また、セックス漬けの毎日を送ることで、他のことに時間が割けなくなるのも問題。「今日はデートに行きたいな」「趣味の時間が欲しいな」など、性欲以外の欲求を満たす時間がなかなか作れないもの。性生活も大切ですが、カップルとしての充実した時間を過ごすことも忘れずに。セックス以外の楽しみを共有することで、二人の仲はさらに深まるはずです。
4. お互いが心地良いと感じる頻度を見つける
毎日セックスにはメリットもデメリットもあるからこそ、お互いが心地良いと感じる頻度を見つけることが何より大切。二人の関係を大切にしつつ、それぞれの性への欲求を満たすバランスを保つことが理想的なのです。
欲求不満にならないよう配慮する
頻度を決める上で重要なのが、どちらかが欲求不満にならないよう配慮すること。セックスの回数が少なすぎて、物足りなさを感じている人がいないか確認を。我慢させてしまうことで、関係がギクシャクしてしまっては元も子もありません。お互いの性欲を尊重し合い、歩み寄ることが大切です。
体調や気分に合わせて臨機応変に
また、必ずしも頻度に固執する必要はありません。その日の体調や気分に合わせて、臨機応変に対応するのも一つの方法。「今日は疲れているから」「ちょっと乗り気じゃない」など、お互いの気持ちを汲み取りつつ、柔軟に頻度を調整するのです。無理のないペースでセックスに臨むことが、健全な性生活への近道となるでしょう。
セックス以外の愛情表現も大切に
そして、セックス以外の形でも、しっかりと愛情表現することを忘れずに。キスをしたり、手をつないだり、言葉で愛を伝え合ったり。セックスだけが二人をつなぐ手段ではないのです。スキンシップを多く取ることで、お互いへの愛おしさを実感できるはず。セックスの頻度に囚われることなく、様々な形で絆を深めていくことが何より大切なのかもしれません。
まとめ
同棲カップルのセックスの平均頻度は、週に2~3回程度。新婚さんほど頻度は高めですが、付き合う期間が長くなるとやや減少傾向に。とはいえ、毎日セックスをすることで得られるメリットは大きく、愛情の深まりや健康面での好影響が期待できます。一方、度が過ぎるとマンネリ化や疲労、他の時間が取れないなどのデメリットも。
だからこそ、二人が心地良いと感じる頻度を見つけることが肝心。どちらかが欲求不満にならないよう配慮しつつ、体調や気分に合わせて臨機応変に対応するのがおすすめ。そして何より、セックス以外でもしっかりと愛情表現すること。キスや手をつなぐなど、スキンシップの形は様々。セックスの頻度に囚われず、多様な方法で絆を育んでいくことが理想的。セックスは確かに親密さを深める重要な行為ですが、それがすべてではないのです。相手を思いやる心を大切に、二人なりのベストなバランスを見つけてくださいね。